携帯電話の未来を語る  

携帯電話の未来を語る


★スマートフォン
スマートフォンは、コンピュータを内蔵し、音声通話以外にも様々なデータ処理機能を持つ携帯電話を指します。パソコンに近い利用が可能で、インターネット接続・電子メール機能はもちろん、長時間駆動で作業場所を選ばず軽量であることからビジネスマンを中心に注目を集めていますが、ソフトウェアをインストールする事で、多種多様な使い方が可能です。

▼アップル
アップル社製スマートフォン「iPhone」の公式ページ。

▼スマートフォン 種類と比較
スマートフォンの種類と機能をメーカー毎に比較。

▼ノートンスマートフォンセキュリティ
ウイルス、モバイル向けスパイウェア、SMSShort Message Service)向けスパム、その他のインターネット上の脅威を含む最新のセキュリティリスクから、スマートフォンをリアルタイムに保護。


★操作性の二極化
タッチパネルを採用している携帯電話が増えています。
スマートフォンにおいてはほとんどの機種で採用されており、数字キー操作とタッチパネル操作の二極化が進んでいます。

▼タッチパネルケータイを選ぶ 【All adout】


★iPhoneGooglePhone

iPhoneは、「携帯電話」「ワイドスクリーンipod」「インターネットデバイス」の3つを一つにしたモバイル端末で、画面に直接触れて操作するタッチパネルが一番の特徴です。その他にも携帯電話の常識を一新する機能がいっぱいで、日本では2008711日に販売が開始されています。一方、GooglePhoneは、携帯電話事業への参入に向けて準備している事を認めたGoogle社から発売されると噂される携帯電話で、携帯でのネット広告を収益源とし、携帯電話料金を無料化する考えを持っているなどの噂もありますが、正式な発表はされておらず、未だその全貌は明らかになっていません。


★QRコードのメリットとデメリット
QRコードとは、2次元コードの一種であり、「リーダにとって読み取り易いコード」を主眼に開発されました。バーコードは、一方向だけに情報を持っているのに対し、QRコード(二次元コード)は、縦、横方向に情報を持つことで、記録できる情報量を飛躍的に増加させたコードです。
メリットとデメリットについての統計があります。
QRコード対応携帯電話のユーザーへのアンケートで実際にQRコードを利用したことがある人は約7割でサイトに簡単にアクセス出来たり、そのままメールが出来ることが便利であるとか、URL以外にQRコードが表示されているとアクセスするきっかけにつながるとの声が聞かれました。
QRコードを導入している企業側からも、顧客の利便性の向上や、サイトへのアクセス数の増加等といったメリットがあげられています。
デメリットについてはほとんど挙がっていませんが、ごく一部のユーザーにとってはQRコードを読み取る為の操作が面倒、分かりずらいと感じている方も居るようです。
操作面は慣れてしまえば簡単ですので、是非覚えてお得なクーポン情報や懸賞、サービス情報を手に入れましょう。

▼QRのススメ QRコードについて専門に扱うサイト。作成のしかたから活用法など詳しく載っている。 


★フルブラウザって何?メリットとデメリット
パソコン向けWWWサイトを,携帯電話機などの組み込み機器で閲覧するためのブラウザのこと。jig.jp社の「jigブラウザ」やACCESS社の「NetFront v3.2」,ノルウェーOpera Software社の「Opera」などがある。2004年にDDIポケット(現ウィルコム)がOperaを搭載したPHS端末を発売したのに続き,携帯電話事業者が相次いでフル・ブラウザ対応端末を投入している。

メリット                                                
携帯電話向けのサイトに比べて、パソコン向けのサイトは圧倒的に数が多い。携帯電話向けに作られたサイトは、インターネットの情報のごく一部にすぎない。世界中で発信されている情報にアクセスできることを考え合わせると、フル・ブラウザならインターネットそのものを縦横無尽に使いこなせる。

もう一つのメリットは、インターネット上では多くの情報が無料で利用できる点。携帯電話向けのサイトでは、各携帯電話サービス事業者ごとの公式サイトで情報を有料で提供している場合が多い。 着メロなど携帯電話専用のコンテンツであれば、有料でも欲しい人は利用する。しかし、情報の入手という観点では、携帯電話向けの有料コンテンツは必須でない。例えばニュース、列車の乗り換え案内、天気予報など、携帯サイトでは有料サービスに加入しないと詳細が得られない情報でもインターネット上には無料の情報が満ちあふれている。

デメリット                                               
普段使っているサイトが携帯でも使える便利なフルブラウザですが、通信料に注意してください。パソコン向けのサイトは容量が大きいため、1ページ開いただけも膨大なパケットが転送されてしまいます。
携帯でPCサイトをストレスなく読むコツは、画像を見ないこと。画像を読み込まないように設定しておけば、通信料金も安くなり、表示速度も上がる。本格的に使うなら、定額プランが必須です。

jig.jp jigブラウザ、jigブラウザWEB,jigブラウザFREEの三つのフルブラウザを扱う。それぞれの特徴についても詳しく載っているので自分にあったフルブラウザを知ることができる

▼Opera ftware社のフルブラウザ、operaについて記載しているサイト。ダウンロードや購入もできる。


★記憶メディアの大容量化のもたらすもの
重要な情報データをメディアに移して自宅へ持ち帰り仕事をしたり、他のPCや人と情報を共有する際には大容量のメディアは重宝します。ただし、これらを外部へ持ち出すことにより、情報漏えいの恐れもあることを常に頭に入れておきましょう。社内にPCを置き忘れて車上荒らしにあったりして情報漏えいが問題化することは度々起きています。
しかしながら、コンピュータの二次記憶装置としてはもちろんのこと、高品位な動画像などの大量なディジタル情報を記憶するメディアとして今後も注目されるでしょう。


★携帯電話は、モバイルPCの代用品になるか?
ソコンや携帯電話が一般化し、いつでもインターネットに接続できるようになった近年。多くの人がパソコンや携帯電話を使ってインターネットを利用しているようです。インターネットの利用は日常化したが、一方でパソコンと携帯電話では使い方に微妙な差が生じています。たとえばWebの閲覧。パソコンの場合、利用経験のあるサイトのトップは「検索サイト」で、インターネットが情報取得の起点になっていることが分かります。また、2位は「ニュースや時事問題」を扱ったサイト。3位以降には「交通情報・経路検索」「地図情報」「天気予報」といった定番の情報サイトが並ぶ。パソコン利用者は、全般的にさまざまなサービスの利用経験率が高い。バラエティに富んだサービスを利用する傾向にある。一方の携帯電話では、検索サイトは第5位。「ニュースや時事問題」も第6位とふるわず、1位、2位は「天気予報」「交通情報・経路検索」が占めた。“ネットサーフィン”と呼ばるような頻繁な移動は少なく、特定のサイトを決め打ちで訪問するユーザーが多いようです。また、3位は着メロを含む「音楽情報」、4位はJavaアプリケーションにも関係する「ゲーム・占い情報」と、携帯電話ならではのサイトがランクインしている。このように携帯とパソコンで用途が違っている為、モバイルPCの代わりを携帯が果たせるようになるにはもう少し時間が掛かるのではないでしょうか。


★音楽は、携帯電話で不自由は無いか?

「音楽再生機能の有無は携帯端末購入のポイントになるか」という問いに対して、10代は6割強、20代・30代で5割弱、40代で4割、全体で5割弱が「ポイントになる」と答えているそうです。ユーザーにとっては音楽ケータイは常識となっているようです。音質満足度もなかなか高いようですが、電池の持ちや本体のメモリー容量となると不満を持つユーザーが半数近く居るのが現状です。ソフトバンクは提携決定を否定していますが、米アップルコンピュータ社と提携交渉を行っているという報道がありました。
もしiPod携帯が市場に導入されれば、KDDIに続き、ボーダフォン(ソフトバンクモバイルに改称予定)ユーザもPCと携帯がシームレスにつながる音楽配信サービスが利用できることになります。さらに、iPodといえば携帯音楽プレーヤー市場で圧倒的なシェアをもつブランドであり、そのデザインも支持を集めています。ナンバーポータビリティにより顧客奪取を目指す武器として、必要十分のインパクトを持つと期待されています。

▼au LISUMO! auの音楽サービスLISUMOの専門サイト。便利な使い方や情報がわかりやすく掲載されている。音声でのガイドもしてくれる。


★カーナビの代わりとしての実用性

GPS機能付き携帯が続々と登場し大画面の端末が増加する中、携帯電話をカーナビとして利用するニーズも高まっています。運転中の携帯電話の利用は「手で持って通話に利用すること」や「画面を注視すること」が道路交通法で禁じられているが、ホルダーに固定し音声ガイダンスを利用する限りは通常のカーナビと変わらないとの意見もあり、こうした法規上の問題点をいかにクリアにするかが今後のカーナビ携帯の普及の鍵となりそうです。


★デジカメとしての実力
最近の携帯はデザイン性も優れており、ユーザーはどれを使えばよいのか迷ってしまうほどですね。カメラ付き携帯が一般的になり、その機能性も日々向上しています。デジカメに電話が付いた?!と錯覚してしまうような商品も出ています。
デジカメも小型化が進み、小さいバックしか持たない女性には大変ありがたいですが、携帯とデジカメの両方を持ち歩くとなると、躊躇してしまうことがあります。
高性能のデジカメ機能を搭載した携帯であれば1つで用が足りますね。


★データ交換事情

携帯の機種変更した際、内部データをどのようにして新しい携帯に移したかというアンケートに多くのユーザーは携帯ショップに任せたという回答が寄せられた。次に多かったのは、自分で手作業、手入力したという方で携帯をPCに接続してデーターを転送したという方はごく少数派でした。携帯に重要な情報を入れていないとかバックアップが必要なデーターは無いと考えている人がほとんどで、わざわざ携帯用のソフトを購入してまでデーターを移したいと考えている人は少ないようです。
実際に携帯用ソフトを購入したユーザーの中にも、ごく限られた機種にしか対応していないとか、アクセスするスピードが遅いなどの不満の声も上がっているようです。
メモリーカード(SDカード、miniSDカードなど)を搭載した機種も増えており、PCとのデータ交換はメモリーカード経由で行うのが簡単で有効な手段のようです。


★suicaなどのカード決済

CMなどでさかんに携帯での決済を呼びかけていますが、携帯電話の赤外線通信によるクレジット決済機能については、便利だと思う半面、携帯電話にそれほどの機能は必要ないと考えている人も少なくないようです。また、現状のクレジットカードで満足という人が8割近くを占めており、現状の利便性を上回るものがなければ、実際の普及はなかなか難しいのではないか、と思われます。
さらに、クレジット決済機能の付加により、携帯電話の扱いが変わるという意見もあげられており、携帯電話を置き忘れたり、紛失した時、または機種変更や機器が故障した時のフォローがしっかり確立されてから、という人が大半を占めているのが現状のようです。


▼おサイフケータイNavi シチュエーション別の使い方や注意事項など、おサイフケータイのあらゆる情報が載っている。セキュリティーについての記載もきちんとしている。 


★携帯電話を紛失したら
現代人は携帯がないと生きていけない!という人さえ居るほど携帯電話が生活の一部と化しています。万が一、紛失、盗難にあってしまったら、すぐに警察、各携帯電話会社へ連絡する事です。お財布携帯などを利用している方はそのまま放置したりしないですぐに届けましょう。悪用されてからでは遅いです。
携帯のメモリに全てのアドレス、電話番号を入れて何も控えを取っていない方も居るようですが、携帯を失くしてしまったら誰とも連絡を取れません。
重要な電話番号や情報はメモに残しておくことも忘れずに!


★画面サイズは、QVGAサイズ

携帯ユーザーにとって、もっとも重要な部分のひとつにディスプレーがあげられます。「話すケータイ」から「使うケータイ」に進化したことで、携帯の画面にはいろいろな情報を表示されるようになりました。 最近では、QVGAサイズ(240×320ドット)表示が可能な液晶ディスプレイが主流になったため、各社の競争は少し落ち着いた感があります。QVGAはパソコンで利用するVGA(640×480ドット)の1/4(Quarter)サイズという意味になります。

▼QVGA(Wikipedia) QVGAサイズ専門の待ち受け画像サイズ。