■iPS細胞 人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cells)。
京都大学 山中伸弥教授 ノーベル生理学・医学賞受賞
山中伸弥教授率いる京都大学の研究グループによって、2006年(平成18年)にマウスの線維芽細胞(皮膚細胞)から世界で初めて作られた万能細胞の一つ。
体細胞へ数種類の遺伝子を導入することによりES細胞(胚性幹細胞)のように非常に多くの細胞に分化できる分化万能性 (pluripotency)と、分裂増殖を経てもそれを維持できる自己複製能を持たせた細胞。
難病患者からiPS細胞を作って解析すれば、発症原因や治療の糸口も見つかるかもしれないと期待されています。
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